社員インタビュー
教える楽しさを知り
非常勤講師から
正社員へ
教師職(集団指導)
M.Y.
2022年入社 小学部教師職・国語科
Career
- 2021年
- 文学部哲学科 卒業
- 2021年
- 教育企業の総合職として入社
- 2022年
- 日本入試センターに入社
教師職としてSAPIX小学部国語を担当
入社を決めた理由
SAPIXでの
アルバイトが楽しかった
大学在学時より家庭に不安を抱える児童の力になりたいと考えており、「子どもと関われる仕事」というところでSAPIXのアルバイトをしながら勉強し、児童相談所で働きたいと考えていました。SAPIXでの教師経験は本当に楽しく、段々と夢中になっていく一方で、アルバイトでは子どもたちのために働きかけられる範囲が限られているため、もどかしさを感じるようになりました。「もっと子どもたちとしっかりと関わっていきたい」「もっと責任と覚悟をもって働きたい」その想いから正社員として入社をするに至りました。
私の仕事
子どもたちの好奇心を
最大限に活かした授業を
普段は小学2年生から6年生までの国語の授業を担当しています。私が授業をする中で心掛けていることは、“楽しい”授業をすることです。たとえば、文章を読んだ後まず初めに「この文章の登場人物についてどう思った?」「この意見どう思う?」という“感想戦”を行います。SAPIXの授業は科目に関わらず、対話を重視した討論式授業が特長なので、SAPIX生は本当によくしゃべります!授業で読んだ文章に関しても、登場人物の言動を本当によく見ていますし、「この登場人物は嫌い」「この子は良い人ぽく見えるけど、実は違うと思う」など、様々な感想が出てきます。それをもとに「なぜそう思った?」「文章のどこからそう思った?」と問いかけると、子どもたちは必死になってページをめくり「ここでこういうことを言っているからこう思う!」といった箇所を必ず探し出してくれます。「ではちょっと問題を解いてみましょうか」と話を持っていくと、非常に集中して問題を解いてくれます。まずは“楽しい”言葉のキャッチボールを行い、そのうえで問題を解き国語力をつけていく。そういう授業を心掛けています。
私が考える「中学受験」
「知は力」
“学び”が
その後の人生を豊かにする
そもそも『塾』という場所については、「(中学受験の場合)小学生の子どもたちを机に座らせて勉強だけさせて、それでいいのか」というご意見も耳にしますし、正直なところ私自身児童相談所から進学塾へ舵を切ったという経緯があったため、入社当初は葛藤や戸惑いもありました。しかし、SAPIXで授業をしていく中で、改めて「知は力」だということを実感するようになりました。基礎的な知識をしっかり学び、演習して習得する。例えば国語であれば漢字や慣用句、言葉の遣い方を勉強し、まずは基礎的な知識を得る。次のステップで文章を読む。さらに発展して記述問題で表現をしていく。これは非常に重要なことで、決して机の上だけではおわりません。実際に自分が社会に出て働いてみてからも思いますが、私たちがやっていることはずっと同じ。知識を積み重ね再構築し、世の中の問題に対して「なぜ?」を考えられるようになっていく。こういった段階を踏むのは、子どもたちの勉強にかぎった話ではなく、人生のどの局面においても必要になってきます。その経験を小学生のうちからしっかり積めるという点で、中学受験は非常にいいものだなと感じるようになりました。
私がSAPIXで働く理由
次世代のリーダーを育て
子どもの尊厳が
守られる社会へ
今私たちが向き合っている子どもたちは次の世代のリーダーになっていく存在です。私がSAPIXで働く中で感じたことは、その子たちがさらに次の世代の子どもたちに想いを向けてくれるような教育をすることにも大きな意義があるのではないか、ということでした。
大人になった彼らが「社会の中で自分が何を成し得るか」そんな問いを抱くきっかけになれたとしたら、自分が考えていた福祉としての支援にも結びついていくと思いました。そういった意味で、SAPIXで働き続けるということは非常に意味のあることだと考えています。
職場での一日
社員の想いが
共通している
13:00 出社 校舎業務・教科業務・電話対応
15:00 休憩
16:15 授業前ミーティング
17:00 授業
20:00 授業終了後、生徒誘導および質問対応
20:30 校舎業務・教科業務・電話対応
21:30 退社
社員の想いの根っこが「子どものためになることをしたい」ということで統一されているので、お互いの考え方を尊重し合えていると感じます。また、教師という職業柄、人に教えることが好きな方が多く、仕事内容についても快く教えてくださる先輩に恵まれています。社員同士の会話も活発で、打ち合わせの際にも気軽に話し合い、指導方法などを校舎全体で考える土壌が育っていると思います。
私が仕事を頑張れる理由
子どもたちから受け取るパワーは絶大!
感謝の気持ちを日々の業務に
本当にありきたりなのですが、授業が楽しいからです。どんなに疲れていても、授業で子どもたちと会って話をするとパワーをもらえますし、元気になる。本当にそれは教師冥利に尽きると感じています。子どもたちが自分の話に笑ってくれたり、「すごい!そういうことなんだ!」と言ってくれるその一瞬には本当に疲れが吹き飛ぶぐらいのパワーがあります。こんなに宝石のような子どもたちを塾に預けてくださっている保護者の方にも本当に感謝していますし、子どもたち、保護者の方々の想いに応えるために頑張りたいなといつも思っています。