社員インタビュー

教師以外の経験を積み
あえて遠回りの道を

教師職(集団指導)

N.S.

2019年入社 中学部教師職・数学科

Career

2014年
文学部言語学科 卒業
2015年
地方公務員として入職し、高等学校の事務に携わる
2016年
税務法務関連のコンサルティング会社に入社
2019年
日本入試センターに入社
教師職としてSAPIX中学部数学科を担当

入社を決めた理由

SAPIXの
体育会系ではない
知的なイメージが合う

大学時代に塾教師のアルバイトを通じて、授業ってなんて楽しいんだろうとやりがいを感じました。友人に誘われてテーマパークに遊びに行ったときも、「これなら授業のほうが楽しいな」と思ってしまったくらいです。だからいつかは教師を一生の仕事にしようと決めていました。ただ、より幅広い視野を身につけたいという想いもあって、10年間は違う仕事を経験してみることに。しかし偶然にも、大学卒業後の就職先で教育現場に関わる仕事を任され、日々の業務で先生方と関わるうちに、もっと早く先生になりたいという気持ちが芽生えました。

日本入試センターへの転職を考えたのは、前職を退職後にアルバイトをしていた塾の先生に、「君は教務力があるからSAPIXが向いていると思う」と勧められたことがきっかけでした。自分が信頼している先生にそう言ってもらえるならと応募を決意。もともとSAPIXには、気合や根性といった体育会系の雰囲気ではなく、知的なイメージを持っていました。面接や試験を通じてその印象が間違っていないことを確かめられ、「ここなら自分に合っている」と感じて入社を決めました。

私の仕事

大人へと成長する
人生の大切な時期に
立ち会える仕事

小学5年生から中学3年生までの数学を担当しています。SAPIXに入塾する生徒は自分で考えることが好きな子どもたちが多いので、私も教えるというよりは、一緒に考える授業を意識しています。授業の流れや板書の内容はしっかり準備して臨みますが、たとえ同じ問題を扱ったとしても、クラスによって板書の内容が変わることもあります。生徒の反応によってその場、その場で授業の盛り上がり方が異なるので、そのたびに新しい発見があります。そんな学びにあふれているところもSAPIXで働く醍醐味の1つだと思います。

中学生は、子どもから大人へと大きく成長するさなぎの段階です。見た目に表れていなくても、内面ではいろいろな悩みを抱えながら変化しており、そうした人生の大切な時期に立ち会わせてもらえることに、大きなやりがいと責任の重さを感じます。目の前の生徒たちが志望校に合格できるように、授業の質を高めることで成績を伸ばしたり、数学の苦手意識が克服できたりするように取り組んでいます。以前の職場で働いていた頃は、「もし宝くじが当たったら仕事は辞めるだろうな」と思っていましたが、今は絶対に辞めません。それくらい毎日の授業が楽しいんです。

日本入試センターの魅力

驚くほど手厚い研修と
成長を見守る人の温かみ

入社して最初に驚いたのが、研修サポートの手厚さです。複数の塾で働いた経験があるからこそ分かるのですが、他塾ではいきなり授業を担当するケースもありました。日本入試センターくらい、きっちりと段階的に研修を行う塾はないのではないでしょうか。とくにサブチューターとして見学した先輩教師の授業はとても参考になり、SAPIXが重視する双方向型の授業とは具体的にどんな内容なのか、生徒とのよいコミュニケーションとはどういうものなのか、実際に体験しながら学ぶことができました。

また先輩教師のみなさんが優しく落ち着いた雰囲気の方が多いのも特徴です。たとえ失敗をしてしまったときも、それを責めるのではなく「みんなそうやって成長していくから」と励ましてくれる風潮があるように感じます。先日も生徒とのやりとりでうまくいかない場面があったのですが、上司から「私も昔、たくさん失敗した」「こうした経験を糧に大きくなってほしい」と温かい言葉をかけてもらい、とても励みになりました。研修内容だけではなく、現場で成長を見守ってくれる人の温かさもまた、日本入試センターの魅力だと思います。

応募を検討している方へのメッセージ

少しでも興味があったら
ぜひ一歩を踏み出してほしい

指導をするにあたって「伝える力」は大切ですが、実はそれと同じくらい「聞く力」が重要な仕事です。生徒の疑問や悩みを正確に聞き取ることが、より高い質の授業につながっていきます。だから、たとえば営業や接客業などで「聞く力」を鍛えた人であれば、この仕事に向いている可能性があります。さらに教えることが好きな人であれば、きっと仕事を楽しめるはず。少しでも興味があったら、ぜひ一歩を踏み出してほしいです。

あなたの情熱を、
教育の現場で発揮しませんか?