社員インタビュー

司法試験挑戦を経て
心機一転、国語教師の道へ

教師職(集団指導)

K.H.

2017年入社 小学部教師職・国語科

Career

2015年
法務研究科 修了
2016年
法律事務所にアルバイトとして入社し、司法試験を受験
2017年
日本入試センターに入社
教師職としてSAPIX小学部国語科を担当

入社を決めた理由

SAPIXはとにかく
授業が楽しかった

大学院の法務研究科で法律について学んだ後、法律事務所でアルバイトをしながら司法試験に挑戦しました。残念ながら思うような結果は得られなかったものの、やりきったという手応えはあり、気持ちを切り替えて就職活動に臨むことに。当初は法律関連の出版社なども選択肢に入れていたのですが、「自分の本当にやりたいことはなんだろう」と、あらためて振り返ってみて思い当たったのが“教えること”でした。大学院では友人同士で教え合う機会も多く、相手に「伝わった」という達成感が、大きなやりがいにつながっていたことを思い出したのです。

人に何かを教えた経験を活かせる場所はないか。そんな想いから行きついたのが塾業界の仕事でした。なかでも日本入試センターを選んだ理由は、私自身がSAPIXの卒業生だったからです。合格実績もさることながら、SAPIXはとにかく授業が楽しかった。仲間と共に志望校合格に向けて努力した日々は、素晴らしい記憶として今も残っています。採用面接では、当時を知る面接官の先生とお話をすることもでき、SAPIXの変わらない魅力を実感。今度は私が生徒を支える立場で力を尽くしたいと思って、入社を決めました。

私の仕事

ここで学んだ経験が
将来への力になる授業を

現在は小学4年生から6年生に国語を教えています。法律を学んでいたので「社会ではないの?」と驚かれることもありますが、大学院で身につけた1つの学問を論理的に突き詰める姿勢は、国語を教えるにあたって非常に役立っています。国語はどこか感覚的なもの、センスが重視される科目と思われがちですが、手順に従って取り組めば、どんな生徒でも必ず解けるという方法論を示すことが大切です。これまでの経験がしっかりと活きていると感じます。

また、私自身がかつてSAPIXの教室で仲間たちと切磋琢磨しながら、「できた」「わかった」という喜びを味わえた経験は、人生の大きな財産となっています。卒業して20年以上が経ちましたが、「自分の頭で考え、自分の答えを導き出す」達成感は、今も学びの場における大きな原動力です。こうした実感を生徒に伝えることができたならば、これ以上の喜びはありません。

ただ、中学受験は厳しい世界でもあります。志望校合格に最善を尽くすのはもちろんですが、誰もが志望校に合格できるわけではありません。しかし、たとえ望んだ結果が得られなかったとしても、「これだけ頑張れたんだから」と生徒の自信につながるような、ここで学んだ経験が将来の力になる授業を心がけています。

日本入試センターの魅力

個人任せではない
SAPIXならではの
高水準の受験指導

塾業界ではいわゆるカリスマ講師と呼ばれるような、個性的な講師が注目されることがあります。それはそれでユニークでおもしろいとは思うのですが、日本入試センターは教師全員がSAPIXというブランドを背負って、生徒や保護者の方の想いに応える高い水準の指導を目指しています。つまり個人任せではなく、会社全体で受験指導に取り組んでいます。それこそがSAPIXの強みではないでしょうか。そして、それを可能にしているのが独自の教育カリキュラムです。体系的な教育システムが整っているからこそ、私のような業界未経験者でも、基礎からしっかりと指導法を積み上げることができるのだと思います。

とはいえ、一人ひとりの先生は個性豊かで魅力的な人たちばかりです。他業種から転職されてきた方も多く、それぞれの経験を存分に発揮しながら業務にあたっています。先日も学校に勤めていた経歴を持つ先生に、生徒への適切な声がけの仕方について教わりました。優秀な先輩や同僚から刺激を受けながら日々成長できるところも、日本入試センターの魅力の1つです。

応募を検討している方へのメッセージ

未経験でも熱い想いを持って
チャレンジしてほしい

日本入試センターには、質の高い授業を実践できる教育システムが確立されているので、業界未経験の人でも安心してチャレンジできます。ただ、教師としての情熱は必要です。「子どもたちに教えたい」、「この教科が好き」、そういった熱い想いを持って臨んでほしいです。最初の1年は新しく覚えることも多く大変なこともありますが、先輩や同僚からアドバイスを受けながら、焦らず、ゆっくり成長していきましょう。

あなたの情熱を、
教育の現場で発揮しませんか?